歩く
紹介
坂の名の由来は、「転ぶと団子のように転がり落ちてしまうから」など諸説あるが定かではない。数多くの文豪による作品に登場し江戸川乱歩の明智小五郎が最初に登場した作品「D坂殺人事件」のD坂も、この団子坂と言われている。実際に江戸川乱歩が営んでいた古本屋もここにあった。この坂を登り切ったところに明治の文豪・森鴎外が、当時東京湾を遠望出来ることから「観潮楼」という名の住居を構えたことから有名となった。更には「原始女性は太陽であった」で知られる青踏社もあり。日本を代表する出版社の一つである講談社の発祥の地も近く(現在は社員寮)。かつては菊人形で有名でありこの坂を下った先には菊見たら寄る店として「菊見せんべい」という名前の店舗があり現在も老舗として現存している。また藪そば発祥の地でもある。
紹介
昇るときと降りるときで段数が違うと言われている階段。現在、周辺一帯と共に工事が行われて少し雰囲気が変わりましたが、登りと下りの段数を、実際に数えてみるのも楽しみのひとつ。
紹介
本郷から根津への交通のために作られた「新しい坂」が名の由来。明治の文豪森鴎外の作品に登場して以来「S坂」とも呼ばれるようになった、根津神社(根津権現)の正面に接している。
紹介
かつて、この坂を昇った先に東京大学の外国人教師向けの官舎があったことから、外国人の姿が数多く見られ、この名前が付いたとされている。